アロマテラピーの学校の中安です。
先日、僕が担当した
アロマセラピスト実技クラスが卒業式を迎えました。
およそ半年のクラスでしたが、あっという間でした。
いろいろなレベルの方が集まったクラスでしたが
みんな、タッチということに向かいって
体に触れることや
トリートメントの面白さに気づいたかと思います。
これからは
トリートメントの経験をどんどん増やしてください。
経験すればするほど上手になります。
それは確実なことです。
クラスで学んで標準テクニックは
うつ伏せと仰向けの全身のプログラムですが
同時に
タッチの感覚や動きの基礎を学ぶための
練習問題でもあります。
練習問題をこなしながら
やり方という目に見える技術だけでなく
呼吸や間合い、リズム、距離感、中心感覚
といった目に見えないものも学びました。
しばらく間は標準テクニックをくり返し練習することで
練習問題のテーマが体にどんどんしみ込んでいくと思います。
やり方を知るのではなく
体がそれになじんでいく、体が覚えるといった感じです
そのときには
自分に語りかけることがすごく役立ちます
たとえば
「もっと手をやわらかく」などです。
標準テクニックを練習するときには
正しく技術を行うとするよりも
受け手の方の体、自分自身の体に注意を向けてください。
お互いの体を感じることが、技術のベースになります。
このあたりのことは筋肉を例に僕のブログに書いておきました。
そして
しばらく練習問題をこなしたら
新しい技術やアプローチ法に向かっていってください。
いつまでも練習問題ばかりでは
応用力がつきません。
新しいことに出会うことで
基礎力がさらに充実します。
今回、アロマセラピスト実技クラスを卒業のみなさん
おめでとうございます。
アロマセラピートリートメントという
とても素敵なフィールドで
タッチの感覚を広げていってください。
それでは