「教育こそ最大の治療」という有名な言葉があります。
僕が勝手に言っているだけですが。
さて、今日は東京女子医大の川嶋朗先生(さそり座)をお招きしたオープンセミナーでした。
180名ほぼ定員の多くの皆様にご参加いただき、
本当にありがとうございました。
東京女子医大の川嶋朗先生の、楽しく、ちょっとキケンで、
嬉しくなるおまけスライドも含めてお話が聞けて楽しかったです。
川嶋先生は、「またやりましょうね!」と颯爽と中野駅へと帰られました。
川嶋先生、ありがとうございました。
青山自然医療クリニックの立ち上げの際には、
当校も少しだけお手伝いさせていただいたことがありましたが、
当時に比べれば、自然療法への理解は、
得られてきているよなあと、しみじみしました。
個人的には、
医者にも、自然療法家にも、
自分の人生を全て預けたり、委ねたりせず、
責任をもって自分の生活習慣を見直そうよ。
というお話だったと理解しました。
そして、「教育こそ最大の治療」だなと。
いや、。。。。治療というのは正確ではないな、
「教育こそ最大の予防」だなと強く思いました。
川嶋先生は
身体の調子が悪いとき、
栄養ととろう、とか
薬は何が良いか、とか
身体に何をしよう、とか
何かを加えたがりがちだけど、
何かを加えようとする前に、
まずは自分の生活習慣を見直そうよ。
だって自分の身体なんだから。
原因は必ず、自分の生活習慣にある。
そこを改善しないことには始まらない。
とおっしゃいました。
病気になる前に、病気にならない生活習慣を考える。
つまりこれは教育の分野です。
まさに、アロマテラピーの領域ですね。
自己教育という意味でもそうですし、
ショップも、サロンも、教育の場と言って良いと思います。
宮川の元には、そして当校関連施設には、
川嶋先生のご紹介でたくさんの方がいらっしゃいます。
「不妊外来もやってて、よく宮川先生のところを紹介する。
宮川さんに不妊対策について伺うと、
『何もしない生活を送ることよ』と言われるんだよねー。
本当にそのとおり。
でも、これが本当に今の人は難しいんだよね」
とおっしゃってたのが印象的でした。
そう。
西洋Vs自然療法ではななく、
西洋と自然療法がどちらが上とか下とかでもなく、
役割分担としてチームでケアしていく。
それが現実になっているのです。
「西洋医学=西洋文化=狩猟民族=敵をみつけて狩る。
抗生物質などはそうやって発達しましたが、
現代の「敵」がわかりにく病気には対処できない。
心の病気は?脳を敵にするの?
生活習慣病は?自分が敵なの?
私たちは生きている。生きているんですよ。
生きてれば老いは必ずあるんです。いつか必ず死ぬんです。
これは自分でなんとかしないといけないんです」
ともおっしゃってました。
「統合医療とは『人を幸せにする医療』です。
もっと言うと、
『死ぬときに幸せだったと思える医療』です。
医者でなくても、この考え、目的があれば統合医療と考えます。
逆に、医者で漢方やってても、
この考えがなければ統合医療ではないです。」
ということで、もっと学んで、
その学びにもっと自信をもって、
そして、それをもっと人に伝えていきましょう!
興味のあることから、どうぞ。
http://www.aroma.gr.jp/school/class.htm
学びは平等に与えられた権利です。
権利を使うも、使わないのも、あなた次第です。