アロマテラピーの学校の中安です
昨日の日曜日(11/6)はアロマセラピストボディトリートメント実技クラスの4回目の授業でした。
授業の進行としてはうつ伏せのプログラムがほぼ終了というペースです。
そろそろこのあたりから「順番が覚えられない!」なんて声が聞こえてきます。
講師の立場からすると、この時期に順番を覚えてもらおうと思っていないし、
ましてや技術を正確に覚えることは期待していません。
だから覚えていなくても大丈夫です。
これからも同じことを何度もくり返します。
この時期でお願いしたいことが3つあります。
ひとつは人の体に触れる感覚に意識を向けることです。
体に触れてその柔らかさ、弾力、質感を感じてください。
そして感じたことを言葉にしてください。
言葉にすることで感覚がより意識に上ってきます。
このとき感じたことは必ずしも知識で裏付けしなくても大丈夫です。
例えば解剖学的に。もちろん好きな方はオッケーです。
複雑に扱うと感じることのシンプルさが失われます。
ただ感じたことを受けとってください。
ふたつ目はこれから学ぶボディトリートメント技術の基礎になる体のさばき(動かし方)、もたれる圧をかけながら動くことの感覚をたっぷりと味わってください。
技術の細かな点にこだわるより、体のさばき、圧をかけながら動く感覚を身につけた方が上達は早いです。
そしてまだ滑らかに体が動かなくて大丈夫です。
もしかしたら味わうというよりジタバタともがいているかもしれません。
それでオッケーです。
そして三つ目は楽しむことです。
体に触れること、人と関わること、自分の体と関わること、パートナー(受け手)と感覚を共にすることを楽しんでください。
授業がひとつ進むごとにいろいろな体験が深まってきます。
そしてその体験に技術がついてきます。よく感じること、ジタバタすること、そして楽しんでください。
それでは また