2006年06月02日

夫教育

「どんなに優しい夫でも、妊娠期間中に優しくできないと、終わりだね。だからこそ逆に、この期間だけでも、優しくしておけばいいのよ(笑)。一生、うちのだんなは優しいって思ってもらえるわよ〜(笑)」

宮川先生のオコトバです。ありがたや〜。


「アロマテラピーの学校」の三雲です。こんにちは。
マタニティ教育のためのクラスの立ち上げ準備中で、もう1年以上、議論を重ねています。

今日も当校の講師の皆さんとマタニティ教育の勉強会で議論をガシガシと行ってきました。
そんななか、毎回のように出るのが、自然な妊娠・育児のためには、「夫の教育が必要!」ということです。

妊娠中も育児中も、一般常識の方法論ではなく、本当に私達が大切だと思っている自然な妊娠と育児を実現していくには、夫にその理解がないと、夫婦関係はぐちゃぐちゃになる!だから夫を教育しなきゃ!
ということなのです。

なんでなんでしょ。

実は、僕の友人なんかと話していると、僕たちの世代から下の世代(30代)は、意外と、良いパパになりたい、良い夫でいたい。家族が大切。それがかっこいい!と思っている人間は結構多いと思います。

でも世間的には、うまくいかない場合が多いそう。


で、それはやっぱり、単純に「半周遅れ」だからじゃないかなと個人的には思っています。。

自分の身体が変化しない夫にとっては、妊娠について勉強しなきゃ!と思う頃には、もう奥さんは産む寸前なんですよね。
で、じゃあ、産後の勉強しよう!と思うと、もう子どもはすっかり大きくなっているという。

奥さんたちは、自分の問題として瞬間瞬間で、いろいろな問題を現実に突き付けられているから、必死にこなしていくのですが、それにひきかえ、夫は、身体が変化しないですからね。
やっぱり頭で考えず、身体で感じるということが、自然療法の基本になるんですが。男は身体が変化しないから、後から頭でついていくしかないというのが現実ではないでしょうか。

もう、身体のレベルも意識のレベルも、覚悟も、全て、気がついたら奥さんから半周置いていかれて、ついていくのがせいいっぱい。

それでよけいに、ちくちく言われてっていう。

でもこれって、とても不幸ですよね。

だからこそ、確かに夫教育というより、夫婦の妊娠&育児教育は必要だなあと思います。

この話しつづきます。
(たぶん)
posted by mothersoffice at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠と育児(マタニティ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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