2006年08月23日

大槻真一郎先生とオシム監督

明日は新月ですね。冥王星も惑星から外されそうな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

最近、大槻真一郎先生のご好意で、「アロマテラピーの学校」の講師の皆さんと特別講座をガシガシと受けています。

その中で先生が、「オシム監督も日本人は言われたことはやるけど、もっと自分で考えて判断しなさいと言ってましたが。。。」と話されていてちょっとビックリしました。

サッカー日本代表に就任したオシム監督は、海外の借り物の考えではなく、あなた達日本人自身の得意なことは何かを見つめ直しましょう、つまり、『自然な状態』を知り、自分の土俵で勝負しましょうと、サッカーを通じて日本人とは何か?ということを日本に突き付けている訳です。

大槻先生は、ものすごいタイムスパンで人間観、自然観を研究されているので、日本人論的なものに共感される部分があるのでしょう。

ところで今日も雑誌を読んでいたら、オシム監督が指導法について、サッカーをするのは選手自身だから、「医者が患者にこの薬を飲みなさいというような自動的なものではない」と語っていたという記事がありました。

生活をしているのは自分自身だから、健康についても自分でマネージメントしろということを教えてくれている気がします。

親方日の丸の社会では、自分のことでさえ、誰かがやってくれるのを求めたり、判断を任せてしまったり、ということが根づいていますからね。

その点、自然療法では、自分の身体を他者に完全に委ねてしまうのではなく、自分の責任で、自分でリスクもメリットも抱えて判断して、セルフマネージメントするという、「自律」「自己責任」という文化が流れていると思います。
依存してないということは、「自由」ですからね。

もちろん、専門家の指示を謙虚に受け止めることも大切ですので、自分で身体を自律的に管理することをバランス良く、上手に享受していきたいと思います。

サッカーだけでなく、夫婦でも親子でも、学校でも、サロンでも医療でも責任と自由のための意識レベルを高めていければ、もうちょっと柔軟で寛容な社会になりそうかなと思います。

当校も、これをしなさいとか、試験に出るからということではなく、イメージワークをしたり、香りの色彩体験をしたり「試験には出ないけど大切なこと」を通じて、「私はこれをしたい」と自律的に思えるような環境を整えていきたいと思っています。
そんなこんなで、オシム語録にあやかって、マザーズオフィス語録のカテゴリをつくりました。今後、感銘を受けた語録を紹介したいと思います。

ちなみに代表の浦和レッズの坪井選手のセルフメンテ方法はアロマテラピーだそうです。
posted by mothersoffice at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 「アロマテラピーの学校」の授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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