春に向かって野草や木々がぐんぐん育ってます。
うりゃ!っと、土から顔を出し始めた自宅のペパーミントは濃〜い緑色です。
「木を書こう」という絵本。ご存じですか?
ブルーノ・ムナーリという方の作で、木の書き方をたんたんと教えてくれるのですが、気付くと自然への畏敬の念も伝わってくるという、素敵な本です。
先日、子供と木を書いて上下に色を塗っていたら、遊びにきていた妻の妹から、
「木は全部下から上に書くんだよね」と言われました。
うむ。
植物が土から空に向かっているという、成長のリズムを、絵を書くという場面でも、しっかりと捉えること。
そのような体験を積み重ねていると、きっと実際に植物を見た時に、その捉え方が違って来るんだろうなあと思います。
その木が何科で。。。とかではなくね。
ブルーノ・ムナーリさんも、「木をつくろう」というワークショップを開催されていたそうです。
絵を書く行為は、「木の絵」を書くことだけではなく、絵を書くことを通じて、植物や自然の事実を認識することなのかもですね。
んで、アロマテラピーの精油も植物油もハーブも、単なるプロダクトではなく、植物そのものなんですよね。実は。アロマテラピーは植物そのものを扱っていて、それを通じて自然を理解するという感覚。大切にしたいです。
家でも、植物と精油や植物油、ハーブティーが結びつくようにしようかなと思っています。ゼラニウムとかペパーミントとかローズマリーとか。あとはダンディライオンにカレンデュラにセントジョーンズワートでしょかね。
ハーブはずぼらな僕でもその生命力ですくすくと育ってくれるので、嬉しいです。
「ゼラニウムと同じ匂いだね」などと、言ってくれる長男は「ちゅーっどい、くちゃいオナラ出た!」と嬉し恥ずかしそうに報告してくれます。
アロマテラピーを学ぶ時は、その原料植物の絵を書いたり、育てたり、育っている環境を知ったりすると、学びが豊かになると思うのです。