突然ですが、深呼吸を3回してみてください。
普通、吸ってはきますよね?小学校ではそう習いました。
でも、昔整体の講座に参加した際、呼吸は「はく息」が最初ですと教わり、すごく納得したことがあります。
確かに文字も「呼」「吸」の順ですもんね。
腹式呼吸ではききった弾みで息が自然に入って来るいう呼吸をすると、とても気持が良いです。
ところで、ここ数週間、体調が悪くて、鼻水がとまらず、呼吸困難でした。ティッシュを箱ごと持ち歩く生活をしてました。
根気もこらえ性もなく、なんとなく投げやりな気分でしたが、呼吸と気力は深い関わりがありますね。
先日、金沢にも行ったのですが、飛行機に乗る朝、鼻をかんだティッシュを「何かあったらこれを俺の一部だと思ってくれ」と妻に渡したら、ものすごく嫌な顔をされました。
そりゃそうですか。
昨日は、だいぶ良くなったので、身を浄めようと一泊で御岳山にいって来ました。
紀元前90年、崇神天皇の時代に創建されたと伝えられる、武蔵御嶽神社。雨の中でしたが、雲の上で、木々とウグイスの声に囲まれて、白装束を着て、宿坊で座禅を組み、滝にうたれ、身を浄めていると、すがすがしい気分に。
。。。。なりそうなのですが、僕はケーブルカーに乗って、おだんご食べてお風呂に入って帰って来ました。あー楽しかった。
でも宿坊の方やその子供たちは清々とされた印象で穏やかな気分になりましたわ。何か『雰囲気』をまとっているというか。
ちなみに御岳山には十数人の子供たちがいて、毎日ケーブルカーに乗って山を降り、バスと電車を乗り継いで学校に通っているそうです。
呼気の中には様々なものが入っています。呼吸を整えることで身体も変わりますね。雲上に行かなくても、アロマテラピーやタッチは僕たちの呼吸を整えてくれます。きっと、素敵なアロマセラピストというのは、技術が上手い下手よりも、呼吸が整っていること、手の平が温かいこと、満たされていることで「雰囲気」をまとうことができるできるのかもしれません。
今は7月期や夏期講座の説明会などをしているのですが、他校の方でアドバンスクラスからご入学される方もとても多いです。
最近、「アロマテラピーの学校」で大切にしていることは何だろうと考えています。
ボディトリートメントポリシーなどとしてまとめていますが、もっともっと当校で教育していることが、しっかり多くの方に伝わると良いなあと思っている次第です。
手前味噌ですが、本当にそう思っています。
http://www.aroma.gr.jp/school/treatmentpolicy.html