2008年06月25日

西の魔女が死んだ

 引越しで半分枯れかけたティートリーやレモングラス、
 ペパーミント等が命の息吹を取り戻しほっとしている初雁です

 本好きの長女が時折、感動した本を紹介してくれる。
 先日、渡してくれた本「西の魔女が死んだ」(著:梨木香歩)

 魔女だけに物語の中にハーブや花々の情景が織り交ぜてある。

 とてもみずみずしい言葉にのせて色鮮やかな風景が目に浮かんで
 ぐっと引き込まれる。

 学校生活をおくるのが難しくなった孫のまいがおばあちゃんの家で
 過ごす中で魔女修行??つまりは心の成長をしていく・・・そんな
 ストーリー。

 西の魔女(おばあちゃん)がまいに伝えたこと

        「自分できめていく」

 生きている限り様々なことをきめていかなければならない

 進むか留まるか・・・ 何を選択するか・・・

 でも自分で責任をもってきめることは容易でないことも多い

 親に勉強させられた・・・上司にやらされた・・・・

 みんながしているから・・・
 
 人のせいにしたほうが楽だから。

 そんな自分の意思に反した行動がきっと心や体を痛め、

 自分を愛せなくなり、親を憎み、社会をねたみ非道な行動を

 起こしていくんだろうと思う

 自分できめる・・・こうしてはじめて自分の足で歩きはじめ

 自分という肉体や心が生き生きとするんだろう

 そんなことを思った。
posted by mothersoffice at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一枚。今日の1冊。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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