8月は毎年恒例、お盆を利用して、夏期集中講座のインストラクタークラスがあります。
毎年、地方や海外の方が多数、ご参加いただくので、目的意識の高い方が集まり、授業が一層磨かれている感じがするんですよね。
だって、10日間ホテル住まいの方もいらしゃいますので。
クラスメイトに恵まれると、とっても学びの質も高まるというもんです。
よく、「10日間で憶えられるんですか?」と聞かれますが、
「憶える」という視点ではなく、10日間の体道場と考えると良いのかなあとか思います。
だって、10日間、毎日からだと香りに集中するなんてこと、一生のうちにそんなないじゃないですか。
10日間毎日、香りひたり、体に向き合い、健康に目を向ける。
その10日間のトンネルを通り抜ける前と後では、長い期間かけるのとは違い、何か体への意識の変化のシャワーをあびるというか。。。。
とか思います。
以前の集中講座のアンケートで、
『夏休みを全部使って来ました。入学前は不安でしたが、日一日、気持ちが楽になり、楽しい時間が増えていきました。終わるのが淋しい〜です。こんなに充実した日を過ごせるなんて、アロマテラピーはすごい!』
『まずは地元に帰って、小さな教室を開きたいと思っています。
さらにアロマと体についての知識を身につけ、体の中の自然、自然と切り離せないリズムなど、「体再発見!」の輪を広げたいです。女っていいなあ〜。』
といった声もあるように、「憶える」ことのその先を目指していただくと良いと思っているのです。
『単にアロマセラピストを職にしたいと思っていて、トリートメント技術を学ぶとか知識を得るくらいに思っていましたが、人を内面や外面の両方からケアし、手助けできるものなのだと感じましたし、すごく自分にやさしくなれる気がしました。学べば学ぶほどもっと知りたくなり、一生学び続けられると感じました。』
この、「単に。。。。技術とか知識を得るくらいに思っていました。。。」の「単に」ってすごい表現ですよね。
学びの手段と目的がごっちゃになってしまうことってありますが、何のための学ぶのかということに気づいていただいて、うれしい限りなのです。
そんなこんなで夏期集中講座でお待ちしています。
http://www.aroma.gr.jp/aroma/summer.html