猿の話をしてもいいですか?
僕の休日の家での姿のように、
尻をボリボリ掻きながら、でれーんと横になってる高尾山のボス。
ボスは、争いで決まったのではないそうです。
信頼を集めてみんなに認められて、ボスになったそうです。
ちなみに、序列が最下位の猿は、子供をいじめたらしいんです。
それで怒った猿たちから信頼を得られなくなって、最下位に転じたそうです。
以下、飼育係の方のお話。
ある日、子猿が、なにかの拍子に、高木を取り囲む柵の中に落ちてしまいました。
柵の上には、電流が流れる鉄線が何本か走っています。
静電気レベルではあるのですが、猿たちは痛いのを知っているので、怖すぎて、誰もどうすることもできない。
そこへボスがやってきました。
ボスはするすると柵をのぼりました。
電流を浴びながら。
そして柵の下に飛び降り、子猿を抱き上げると、高木をよじ上のぼりました。
電線を飛び越えるには高すぎるのか、さすがのボスもジャンプするのを躊躇していましたが、意を決したように飛び降り、無事、連れ戻すことができました。
そして、1時間ほど子猿を抱きしめ続けてから、母親に帰したそうです。
ぼ、ぼすぅ!
(↑わたりてつや風に)
飼育係の方によると、きっと今のボスは亡くなるまでボスだろうとのことでした。
以上、日本ロマンチック協会(NRK)の会員として報告させていただきました。
「育児は、おっぱいをあげること以外は全部、男でもできる」という、もう、それはナイショにしておいてよーという身もふたもないコトバがありますが、中でも、抱きしめるっていう行為は、男でも女でも親子でも他人でも関係なく、やっぱり大切なのね。
特におっぱい出ないからこそ。
3歳になった次男に、おっぱいをまさぐられて、アフーンとか言ってる場合じゃないのね。
宮川先生の「人に安易に助けてと言える子に育つと良い」という言葉は、それだけ信頼できる人がいるからということなのですが、触れれば触れるだけ、信頼できる人が増える気がします。
例えばマタニティタッチとか、アストラルスリーピングとか、全身に触れるというセラピーは、手から安心と信頼を伝えることなのだと思うのです。
そういう意味でアロマセラピストの皆さんはすばらしいなあと思うのです。
アストラルスリーピング
http://www.aroma.gr.jp/school/astral.html
マタニティタッチ
http://www.aroma.gr.jp/maternity/index.html
■追伸。
「我が家のボスは誰か問題」について、長男が結論を出しました。
「やっぱり、うちのボスはママじゃなくて、パパだね

「お!そうか、そうか!そうだろ、そうだろ。いい子だなあ〜。」
「で、ママは、飼育係だね

「……………」