午前中の授業が終わったときに質問をいただきました。「どんなふうにしたらもっと感じることができるのですか?」「感じるってどんなことですか?」
この質問は体に関わる人にとって一番たいせつで、ベースとなることだと思います。そして何よりも感じるってことに関心をもってくれたことがすごくうれしかったです。
質問への答えは。
「自分が感じたことを信頼することが大切です。」
「信頼がこれからの進む方向を示してくれます。」
「何かを感じたときに何か足りないと気づいたとき、それはまちがっているというわけではありません。」
「まだ気づいていない何かがあるということです。」
「だからゆっくりと手に意識を向けてください。自分の手が感じることを信頼してください。」
こんなことを伝えました。。
僕はこれが触れることのベースだと思っています。
自分への信頼がタッチの質を高めることに気づくことは良いことです。
解剖学のクラスでは筋肉と骨のことを掘り下げていきますが、同時に自分のタッチへの信頼も育んでいきたいと思っています。