いよいよ星座(サイン)に入っていきました。
占星学では、ある人が生まれた時に、どの位置に月とか太陽とか土星などの天体(惑星)がいるかをしるしたホロスコープを読み解きます。
ホロスコープの作成には、生年月日、時間だけでなく、出生場所も計算に入れますので、この世にふたつとない、その人だけのホロスコープとなるのです。
で、それぞれの惑星が「どの角度にいるか」というのが重要で、360度を30度ずつ12サインで象徴的に区切ったのがサイン(星座)です。
雑誌などにあるいわゆる『星占い』は、太陽がどの位置にいるかだけをみています。でも、占星学では10の惑星をみます。例えば、「太陽」は仕事中など社会での公的な顔であれば、「月」は家に誰もいない時の私的な顔。素の自分の時の方が、自分の本質を示していたりしますので、太陽だけの「星占い」だとピンとこない時があるという訳ですね。
なので、天体と、サインの関係を読み解く練習をすることが習得へのトレーニングになります。いけだ笑み先生は、前回までの復習も含めて積み重ねて行っています。
ちなみに占星学の学習は外国語を学ぶようなものといいます。
それは色々な意味があるのですが、自宅で一人で会話の練習をモンモンとやるより、やはり講師を中心にクラスメイトとやることで力がつくというのもそのひとつですね。
その作業はイメージを膨らませるということ。しかもとても論理的でな作業です。ですので、そのトレーニングをすれば、誰でもホロスコープを利用できる可能性が広がっています。
占星学が二千年以上、人類がその世界を捨てずに、科学やネットが発達した現代でも連綿と続いている。しかもPCが普及したことで、占星学が日常的なものになって、輝きを増しているという。
それは、現代社会において占星術が求められていることの象徴、というか、必然なのかもしれません。
肉体感覚を失って、自分というものを実感しづらい時代ですので。
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