子どもが生まれるまで、
包丁なんて持ったことありませんでした。
いや、もちろん、持ったことはあるんですけど、
日常的に料理をしたことなかったという意味ね。
それが子どもが10か月くらいで、妻が仕事に復帰して、
夜勤なんかもあって帰らない日もあったりするので、
俺がごはんつくらないと、この子、餓死しちゃう訳ね。
今日はラーメンと半チャーハンでいくか、な、息子よ!
とかって毎日乳児連れてラーメン屋行ったら、
たぶん、児童相談所の人来ちゃうのね。
だから6時に仕事終わって、
保育園まで自転車で猛ダッシュして、
息子をかっさらってスーパー行って、
それからご飯つくって.....って、普通無理な訳ですよ。
しかも、その間、泣いたり、うん○もらしたり、こぼしたりする訳。
でも、助かったのは、「出汁」を知っていたから。
出汁さえあれば、みそ汁、鍋、ポトフ、スープ、大根煮、きんぴらとか、まあ、できる訳よ。
まあ、最後の方はほぼ鍋鍋鍋鍋ポトフ鍋って感じだったけど。
でも、それって子どもにとっては最高の食生活なんだよね。
母乳のためのレシピなんだけど、父親にも子どもにも役立ったのです。
おかげで、小2の息子は、みそ汁は今でも大大好き。
ごはんと、みそ汁と漬け物。
これが最高の粗食、素食だと。
宮川も幕内秀夫先生もおっしゃいます。
そういえば幕内先生と宮川先生がお会いしたとき、すぐに意気投合したらしいです。
幕内先生のブログ知ってます?すごいですよ。
でも、僕が一番、感銘したのは
リズミカルボディ(R)フードを担当している安達文章子先生から聞いた
「澄んだ川に、汚れた水を流してもきれいにしてくれますが、
汚れきった川に、きれいな水を流しても澄みわたらせるのは難しい」
という言葉。
川は血液。水は食事。です。
自然療法やってると、〜じゃなきゃだめ!とか、
ドグマ(教条主義)になりがちなんだけど、
汚水を浄化してしまうくらい、きれいな川であれば、
たまに踏み外しても、振り子のように元に戻るっていう感覚ね。
だからラーメン食べてもいいのね。
ということで、出汁のセミナー。11月に開催です。
今さら、人に聞けない!という方もせひどうぞ。
http://www.aroma.gr.jp/rhythmicalbody/foodseminar.html
こちらは普段のフードクラスです。
http://www.aroma.gr.jp/rhythmicalbody/food.html