今日はマッサージテーブルのことをとりあげました。
アロマセラピストクラスに入学後、しばらくして気になり始めるのが、マッサージテーブルのことです。マッサージを行う台のことはテーブルと呼びます。ベッドは夜眠るためのものです。だからマッサージテーブル(以下テーブル)と呼んでいます。
ボディトリートメント実技クラスで学ぶプログラムはテーブルを使うことを前提としていますし、何よりもテーブルを使った方が床で行なうより体が楽でテクニックの種類も広がります。
僕が普段、使っているものはアースライト社のスピリットとアバロンという2つのモデルです。最初に購入したものはもう十数年以上使っています。ここではアースライト社のテーブルをベースに取りあげますが、他のメーカーについてもほぼ同じだと思います。
マッサージテーブルの幅
販売店の資料をみるとテーブルの幅には28インチ(約71センチ)のタイプと30インチ(76センチ)のものがあります。おすすめは28インチです。幅が広いと受け手の方との距離が大きくなり、やりにくく姿勢も不安定になります。ついでに長さですが、一般には185センチのものが多いです。もともとマッサージテーブルは米国製が多く、日本人より大柄な方が多いので185センチタイプで十分です。
マッサージテーブルの高さ
それから高さの調節の幅が十分にあり、細かく調整できるものが良いです。固定式のものは不可です。僕が使っているものは58センチから83センチまで高さ調整が可能です。マッサージテーブルの高さの目安ですが、一般には腕をまっすぐに降ろして手の平の高さと言われています。僕はマッサージテーブルに受け手の方がのった状態で、15センチほど前に自分の肘を柔らかく伸ばせる高さを基準にしています。僕は身長約163センチですが、テーブルのネジは下から5番目または6番目です。
レイキエンドプレート
通常の仕様ではテーブルの端(頭側/足側)に補強を目的にしっかりしたプレート(幅板)が張られています。実はこれがあるとテーブルの端にスツールで座ったときに脚(膝)を入れることができなくなり、脚を大きく広げなければなりません。そこでメーカー側はオプションでレイキエンドプレートといってU字型のプレートに付け替えたものを販売しています。
これがあると楽に脚を入れられるので便利です。レイキエンドプレートは後から追加することはできないので、購入時に選ぶことになります。プレート交換すると補強面のことが気になる方もいらっしゃるかと思います。僕は体を揺らすロッキングを多く使って何年もセッションを行なっていますが、それでテーブル自体が揺れたりこわれたりしたことはありません。
フェイスクレイドル
別売りでフェイスクレイドル(うつ伏せで顔をのせる台)があります。これは同時に購入することをお勧めします。テーブル自体に穴があいている有孔式のものもありますが、フェイスクレイドルの方が受け手にも楽ですし、技術的な広がりもあります。フェイスクレイドルにも固定式と可変式(頭部の角度を変えられる)のタイプがありますが可変式をお勧めします。
その他いろいろ
その他では色です。これは好みの問題ですが、シーツをかけてしまえば何色でも同じです。僕は色が濃い目が好みです。理由は汚れが目立たないからです。脚のネジが2つのタイプがありますが、僕は1つです。そして購入するときは、先ほどのフェイスクレイドルと共にナイロン製のキャリーバックも一緒に購入した方が良いです。
たぶん、1台購入すれば一生ものだと思います。教室で使っているものは不特定多数の方やまだマッサージテーブルの扱いに慣れていない方が触れることが多いので、取手や金具のところが傷みやすいですが、個人が使用するものはそんなこともなく大丈夫でしょう。
いかがでしょうか。最近はネット上でもいろいろな販売店があるようです。具体的な商品の確認、サイズ、および購入にあたっては販売店に直接お問い合わせください。その他のご質問がありましたらどうぞ。