「 更衣」って読めます?
「ころもがえ」だそうです。
更年期クラスが始まります。
http://www.aroma.gr.jp/rhythmicalbody/changeoflife/index.html
更年期は、一生のリズムの中で、「身体が変容する、生まれ変わる時期」です。
思春期と対になっています。
でも、そもそもなんで「更」「年」「期」なんだろうと夜中に疑問に思い、
辞書を紐解いてみました。
「更」
1 新しいものと入れかわる。入れかえる。「更改・更新・更迭/変更」
2 夜を五つに分けた時刻。「三更・初更」
3 ふける。「深更」
4 (「甦(そ)」の代用字)よみがえる。「更生」
なるほど、なるほど。
更地:「更地にする」って言いますね。
更生:好ましくない生活態度が改まること。
生き返ること。よみがえること。蘇生。(荒れ果てた休耕田を更生する。)
あいつは更生したとか、会社更生法とかもそうですね。
更改:古いきまりやしきたりなどを新しいものに変えること。
既存の債務を消滅させ、これに代わる新しい債務を成立させる契約。「契約を―する」
更正:まちがいを直すこと。
税務申告を間違えたときに更正するとか。
まっさらの布の「さら」は「新」ですが「真更」とも。
なるほど、なるほど。
つまり、「これまでのものごとを(しかも少しよろしくないもの)、ふさわしい状態にする」というイメージでしょうか。
お。更年期とつながった。
「年」の語源は「穀物の収穫サイクル」。
「穀物」=生きるための生活そのものですよね。
「更年期」は、
これまでの生活(しかも少しよろしくないもの)を一度、あたらめて本来の状態にする時期。
「更年期」と名付けた昔の人はわかってたんですね!
ですか?違うかな?でも、
季節の変化にあわせて、これまで身にまとっていた「衣服」をあらためる「ころもがえ」の時期のように、
身体の変化にあわせて、これまで身にまとっていた「生活習慣」をあらためる時期。
それが「更年期」と考えてみましょう。
身体が変われば、それにあわせて生活を変えた方が良いですよね。
夏の衣服をたたんでしまって、冬の衣服を出す衣替え。
毎年結構大変な作業ですが、寒いのにいつまでもTシャツじゃあ、風邪をこじらせるってもんです。
たまに取材などで「更年期に効く精油はありますか?」というご質問をいただくことがあります。
でも、更年期=更年期障害ではありません。
漠然とおそれているより、まずは自分の身体をキチンと理解することから始めましょう。
じゃあ、どう見直すか。一緒に考えましょう。
お待ちしています。
http://www.aroma.gr.jp/rhythmicalbody/changeoflife/index.html