アロマテラピーの学校の中安です。
昨日(12/11)のアロマセラピスト実技クラスでは、最初に仰臥位のプログラムの全体のデモを行ないました。
その日のおわりにみんなからフィードバックバックをお願いしたら、「今日のデモで全体がつながっていることがわかりました」というコメントをいただきました。
これはとても大きな発見です。普段の授業は、体の部分ごとに実習しているので、トリートメントのプログラムは部分の集合体のような印象を持つかと思います。ところが練習プログラムには部分にプラスして全体を統合するテクニックが含まれています。
それはそれぞれのテクニックをひとつ大きく、深く行なうという試みです。たとえば下肢のストロークならば、寛骨を越えて腰椎に触れます。お腹にも触れます。お腹のサークリングのときは肋骨や腸骨にも触れます。
こんなふうにひとつ大きく、深く行なうと次に進む部位とのつながりができて、全体として大きな循環の輪ができあがります。
このときに大切なのがステップです。ステップを使って、体の位置を循環の輪にしたがって、次の部位に近づけるとよりつながりが深くなります。
次回の練習のときに試みてください。