マザーズオフィスの梅原です。
フェルデンクライスメソッドのATMクラスを受けてくださった方の感想です。
なんだかはっきりわからないまま、何となく気持ち良かったり、
身体の動きがなめらかになったり、軽くなったり重くなったり。
こういうものなんでしょうか?
ATMではいろいろなことに注意を向けながら動きます。
たしかに何か変化の反応があった時、「こうなるべき」「こうなるはず」がわからないと、その反応を評価する軸がないですね。
ATMでは、習慣ではない方法を試したりもします。
指を組む時に、いつも右の親指が上になっているようだったら、左の親指が上になるように指を組んで動いてみたりします。
そうすると、今までとは違う、新しい反応が生まれることもあります。
まず、その反応に気づくところから始まります。
その反応にあわせてみる。
もう少し違ったやり方でやってみる。
やったことのないやり方を試してみる.
いつものやり方でやってみる…
動きの指示の中に、いろいろな提案があります。
それを自分のペースで、心地よい範囲の中でやってみます。
好奇心に従って、いろいろな反応を体験していきます。
これは、一つの評価軸によって正誤の判断をするやり方とは異なる方法です。
「こうなるべき」「こうなるはず」と言われることが自分にとってはどうなのか、感じ、考え、想像し、動いて、自分の中にある答えを見つけていくような体験だと思います。
続けていくと、自分なりの評価軸が出来上がってくるかもしれません。
…でも、更に続けていくと、その評価軸を裏切るような自分に気づくときもあるのです。
そしてまた新たな側面からの評価軸を手に入れます。
たくさんの評価軸を手に入れると、多様な側面からの判断、選択が可能になります。
習慣や一般論に従って、一つの選択しかできないのは不自由です。
いろいろなやり方を試したことで、自分で選ぶことができるようになります。
はじめは、その反応をどう評価していいかわからずに戸惑うかもしれません。
本当に新しいことの評価は難しいです。
まず、自分が心地よい状態でいられるためにできることを探ってみましょう。
選択肢を増やしましょう。
こういうものなんだろう、と思います。
…今のところ。
今年はアロマテラピーの学校でのATMクラスとアロマスフィアでのFIレッスンを始めることができました。
気に入ってくださった方もいらして、私も楽しく続けられていて、よかったです。
ありがとうございます!
来年も、楽しく続けていきたいと思います。
よろしくお願いします!
http://www.aroma.gr.jp/feldenekrais/index.html