昨日はマタニティタッチスクールの説明会を担当させていただきました。
たくさんの方におこしいただき、ありがとうございました。
また、卒業生の東内さんにボディモデルをお願いしました。
そのときに
「自分が産む産まないはともかく、自分の「性」と向き合うことが大切…」
また、産後のトリートメントについても、
「妊娠中の身体に携わっているからこそ、産後の身体の捉え方がみえてくる…」
という貴重なお話をいただきました。ありがとうございました。
今は講師活動を中心に活動されているそうですが、これからもご活躍、楽しみにしています。
久しぶりにマタニティタッチについて、お話させていただきました。
説明会を終えて、感じたことを書いてみました。
妊産婦さんの体の野生を育て、お産と産後のためのからだづくりの伴走者となるマタニティタッチ…。
宮川先生、中安先生、佐藤先生が松が丘治療室で始めてから25年以上経っています。
その間に女性の身体は大きく変わりました。
そしてマタニティタッチスクールが開講してから6年目…。
この6年の間にもさらに変化は加速しているように思います。
その例をあげると、女性の目の使い方です。
わたしの母妊娠中は、テレビはまだ家にありませんでした。
そしてわたしがOLをしていたころ、部署にはパソコンはありませんでした。
そして専用のコンピュータルームみたいなものがあって、みんなで順番で使う…というような感じです。
10数年前の話ですが、それが今は一人1台、ウィンドウズかマックです。
また、携帯電話も存在していませんでした。
ポケベルを持っている友達を便利でうらやましいなあと思いました。
今は電車に乗ると殆どの人が携帯を見ています。
その生活が普通になっています、もちろん妊婦さんも!
このことによる情報量の多さや、目や頭を使いすぎることによる(そして身体を使わないことによる)身体の変化は、女性のお産や産後の回復にまったく影響がない訳がありません。
どうしたらよいのでしょう?
わたしたちが提案しているからだづくりには、本を読まない生活(目を使わない生活)…というものがあります。
禁止すると、わたしもそうでしたが、かなりストレスになります。何故?と考えてみると色々でてきます。
やることがない、つまらない、不安、孤独…。何故そう思うのでしょうか?
ただ、妊娠中、産後には、目や頭を使う事は必要のないことだと思ってほしいです。
妊娠中に必要な情報は、自分の体から得られるようになります。産後はあかちゃんと一緒にいれば、必要なことがわかるようになるでしょう。
困った事があったら、自分で調べたりせずに、家族や友達や、周りの人に助けを求めることができればそのほうがよいです。
ただそれだけのシンプルな生活が、どんなに大切かということを、どのように伝えるかを学ぶのがマタニティタッチスクールです。
時代の変化は激しいのですが、「変わらないもの」を大切に…。
そしてもし、妊産婦さんがこのブログをお読みになっていたら、ご自身のからだや赤ちゃんからどんなことがわかるか、考えてみてください。
そのうち、考えなくても感じられるようになるでしょう。
もっと詳しく知りたい方はお近くのマタニティタッチアドバイザーへ
http://www.aroma.gr.jp/maternitytouch/nintei.html
そこから、からだづくりははじまります。