アロマテラピーの学校の中安です。
今日は手のことを取りあげます。
僕は授業中、手の使い方についてこんなことを言っています。
「手にはなるべく仕事をさせないようにしよう」
これは
手が体から離れて、勝手に仕事を始めたり
手がトリートメントのイメージから離れて、勝手に動き出すと
あまり良いタッチにならないことが多いからです。
では、どうすれば良いのかというと
まずは、リラックスです。
手、指、手首をリラックス、そして肘から、肩。
全身がリラックスします。
楽しいことをイメージしてもいいし、
両手を温かいお湯のなかに浸してもいいです。
手はイメージや意図、動きの表現者、伝達者です。
だから、手そのものは何もしない、空っぽでいいと思います。
中身は空っぽでも、手は素晴らしい表現者、伝達者ですから
心のなかで、何かイメージを持つとそのように動きます。
たとえば「もっと柔らかく」と思えば
手は柔らかくなるし
「風のように触れたい」と思えば
風のようなタッチになります。
あとは
手を信頼するだけです
そして、もし何かがちがうと思ったら
そっと手を離し、リラックスして
もう一度同じことをします。
そうするとたいがい上手くいきます。
やってみましょう!
これはとても現実的な技術です。
そっくりそのまま使ってみてください。