今日は占星学ベーシッククラスの第3回目のレポートを。
第3回は、「惑星(天体)」と「年齢域」の関係の話。
何度か前述しているとおり、占星学では月とか太陽とか金星といった惑星(天体)は、私たちの中の「意識」や「個性」「性格」をあらわしているとします。
例えば素のリラックスしている時の心の表情は月、社会的な顔は太陽、恋愛をしている時の顔は金星などなど。
で、それらの意識が「発達する年齢」があると占星学では考えます。
例えば0〜7歳は月の意識が発達し、その後の学童期は水星が発達し、青春の時期は金星が発達し。。。とか。年齢域に応じて。
発達心理学みたいですね。
受講生の皆さんが、各自これまでの生い立ちを振り返り、その時期が生きやすかった時期か、困難な時期だったかを照らしあわせます。
それを通じて、その天体(意識)がその人にとって使いやすかったり、傷ついていたりなどを検証するワークをしました。
なんだか人とのコミュニケーションが取りづらいとか、相手に愛情を伝えるのが苦手とか、親の束縛から脱却できないとかがある場合、その原因の糸口がわかったりする場合があるのです。
いけだ笑み先生は、ワークの最中、ホロスコープを見ながら、こうだった?とか、こんなことに思い当たるところはある??とか聞くたび、「そのとおりですう」という声が聞こえ、いけだ先生が「いや〜。ごめんね。私だけ面白くって〜」と嬉しそうに連発してました。
ほとんどのことがホロスコープに示されているんですね。
授業はまだ第3回なのですが、だんだん読めるようになりそうな段階に入り、面白くなってきています。
僕は、占星学はひたすらホロスコープという「その方の地図」を読み解き、「現実の世界と」検証するという立場が好きです。
一般的な占いのような、何か特別な能力が必要とか、何か偉大なカリスマの力が必要とかではないんですよね。
あくまで星からのメッセージを受け取り、現実そのものと、ありのままの自分を見つめなおし、自分自身が主体的に人生を送るために利用するものという立場ですね。
星がこういっているからこうしなさい!などといった一方的なものではなく、自分の性格、人生、目的を、星に照らし合わせることで、自分を客観的に見てみましょうという感じでしょうか。
自分を過小評価せず、背伸びもせず、ありのままを肯定して認めること。
占星学はしっかりと地に立ち、グラウンディングさせてくれる領域だと思うのです。
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